丸紅株式会社は、傘下の丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社(以下、「丸紅I-DIGIO」)とドルビックスコンサルティング株式会社(以下、「DOLBIX」)と共に、生成AIサービス「I-DIGIO next-AI series Chatbotサービス」の提供を2024年4月8日より開始しました。
社内向け生成AIサービスのノウハウを活用
丸紅は、2023年4月に社内向けに開発した生成AIサービス「Marubeni Chatbot」の開発過程で得られたノウハウを丸紅I-DIGIOに移管し、DOLBIXが提供する本事業導入検討に必要な業務内容整理や活用事例の抽出といったコンサルティングサービスとも組み合わせながら、生成AIサービスを社外にも提供するものです。
「I-DIGIO next-AI series Chatbotサービス」の特徴
- 本導入前の体験や特殊な活用事例における精度検証ができる環境を特別価格で提供可能
- 精度検証で使用した環境を最短3日で顧客のシステム内またはクラウド上の顧客専用環境に構築可能
- 生成AIのモデルを顧客のシステム等に内包し、外部へアクセスせずに生成AIを使用することで機密情報なども安全に活用可能
- 生成AIへの指示文のテンプレート追加など、顧客に応じてカスタマイズが可能
- 過去の顧客と生成AIの応答を参照する仕組みなどにより、高い回答性能を実現
社会全体の生産性向上に貢献
丸紅グループ各社においては、「Marubeni Chatbot」の安全な環境で生成AIと関連機能を利用できるサービスの活用が進んでおり、丸紅では年換算10万時間の業務削減を実現しています。
丸紅は、生成AIやアプリの開発機能を内製化し、迅速な開発と業務利用を進めています。今後も社内で得られたノウハウを製品化し、国内外のクライアントに対して新たな価値を提供し続けることで、社会全体の生産性向上に貢献していきます。
参考文献:丸紅株式会社プレスリリース